「どちらかが彼女を殺した」

東野圭吾さんの本、「どちらかが彼女を殺した」を、読み終わりました。

「自殺を偽装されていたものの他殺であると考えた被害者のお兄さんが、自らの手で犯人を探し出す」内容。題名にあるように、「どちらか」つまり、二人の容疑者が浮かび、どちらも「犯人！」と思えるぐらい怪しい・・・・。

私は推理小説等、「誰が犯人なのかしら？」「この人だ！」なんて、推理しながら読むのは不得意で、それよりは、だーっと読んで最後の最後まで読み終えてから、「この人だったのか・・・・。」と、納得する感じ。

なのでこの小説も同じように、読み進めていき、最後の最後まで読んで・・・・、「え？？結局犯人って・・・・？？？？」思ったところで終わったのです。

最後まで犯人の名前が書かれていないし、真剣に読んでたけど、「私の推理では・・・・、」なんて言えるはずもなく。。。

結局、反則だと分かっていても気になって（苦笑）、ネットで調べてみました。

もちろん、東野圭吾さんが、「犯人はこの人です！」と書いてあるわけもないのですが、それでも同じように疑問に思った人はかなり多いらしく（私だけ犯人が分からないのじゃなくてよかった）、たくさんの方が推理・犯人を見つけられ、かなり気持ちがすっきりしました。

自分で犯人を見つけたり、分からないまま余韻を残して終わるのもいいのでしょうが・・・、ネット万歳です（笑）。