2011/09/27

黒海の海


先日、隣町のヴァルナ(地図の右端ちょっと上)というところに行ってきました。ここは私たちが住んでるところ(シュメン、地図の右の真ん中ぐらい)から車で1時間ぐらい。黒海に面した大きな町です。まだまだ日差しの強いブルガリア。彼の仕事の都合で行くのですが、ついでに、泳いでショッピングモールで買い物して、、、なんて「ついで」のほうが多い予定を立てていました。

ずーと雨も降らずいいお天気続きなのですが、海の向こうの遠いところで天気が悪かったのか、海岸に行くとかなり波が高く荒れていて、「泳いではいけません」の赤旗が出ていました。残念・・・、ではありましたが、「泳がなければいい」ということで、足をつけて楽しんでる人、真っ裸で寝転がっている人(!!)など、いろいろな方がいらっしゃいました。
私たちも水着にこそなりませんでしたが、足だけつけて高波を楽しみました。

後、海岸沿いのレストランでランチ。「気持ちいいよねー」と、海のほうをボーっと見てびっくり!満面の笑みを浮かべた男性が、バシャバシャトと海の中に入っていくではありませんか!思わず主人と一緒に見入ってしまいました。あんなに高波なのに!そのためあまり水がきれいとはいえなかったのに!!そんなのお構いなしで、とっても楽しそう。。。
と、「ピピー!!!!」と、ライフガードの方が笛を吹きながら走ってきました。何だか叫んで、その男の人を水の中からあげて、浜辺で何か言い合いをしてるかと思ったら、そのライフガードの方が、その泳いでた人に向かって、なんと頭突きをされました!!
ええー!!!!びっくりです。頭突きなんて漫画で以外見たことがなかった・・・・。主人は何を驚いてるの?といった感じで私のほうを見て、「頭は考えるだけに使うものじゃないからね。一番いい方法だよ。」との事。。。そうですか?子供の頃、「石頭」とかいう言葉は聞いたことはありますが、ここでは、大人になった今でも使われているのですね(?)
その泳いでた人、もしかしたら赤旗を見てなかったのかもしれない、もしかしたらブルガリア語が分からないのかもしれない、もしかしたら田舎町の住んでいてはじめての海だったのかもしれない、、、、なんて、いろいろな想像話をしながら、ランチを楽しみました。

2011/09/24

追加料金

ここブルガリアでは、どうも昔から皆様、エスプレッソのような(もしかしたらそれよりも)濃いコーヒーを飲まれることが多いみたいです。といっても、「イギリス人はミルクティーを飲む」という神話も、若い人たちには関係ないように、ここでも若い人たちは、カプチーノを飲んだり、アイスコーヒーを飲んだり。
ただ、なぜかカフェラテがなく、私がカフェにはったときには、いつもカプチーノを頼むのですが、それもお店によっていろいろ。日本のウインナーコーヒー(今時はないのでしょうか?)のように、コーヒーの上に生クリームを乗せたものや、コーヒー&ミルク&お砂糖が入ってるようなもの、ただ牛乳で割っただけのものなど、さまざま。「ええー?」って思うか、「店によって違うから、いろんな味が楽しめていいわ。」って思うかは、そのときの気分&自分しだい(笑)。

先日のカプチーノは、「普通のコーヒーにちょこっと牛乳を入れただけ」のような感じでした。ただコーヒー自体が結構濃かったので、もう少しミルクを入れてもらうように、彼に頼んでもらいました(当然自分でいえません)。まー、普通のコーヒー牛乳になったところで、おいしく飲み終わり、最後のレシートを見てびっくり。「ミルク料」が記載されていました!ほんの1cmぐらいしか入れてないのに、追加って・・・・。ありえません!

2011/09/20

天気雨

「晴天にもかかわらず雨が降っている状態」を天気雨というとの事(ウィキペディアより)。
何で急にそんな話かというと、旅行中のホテルのプールでくつろいでいると、晴れているのに急に雨が降ってきました。すると彼のお母様が、「みき、ブルガリアでは、晴れているのに雨が降っている時は、熊が結婚するときなのよ。」といわれました。
日本では、「狐の嫁入り」といいますが、ところ変われば動物も代わるんですね。

余談ですが、今ウィキペディアで調べたところ、「大韓民国では虎、アフリカでは猿が結婚する」といわれているとのことでした。

ブルガリア旅行

先週水曜日から彼のご両親も交えて、4泊5日で山のほうに行ってきました。見づらい地図ですが、これがブルガリアの地図。緑のところ、ブルガリアのど真ん中には大きな山脈があり、ブルガリアを上下に分けています。ちょうどその山脈の真ん中ぐらいのところに行ってきました。
あちこちハイキング&のんびり旅行。「ぼーっ」と眺めているだけでも、癒されます。手付かずの自然って感じで、小さな村も含めて、100年前も今と変わらず、こんな感じだったんだろうなーって感じのところでした。

ブルガリアでは(私は)働いていないし、毎日がホリデーのようなものですが、のんびりゆっくり、リラックスさせていただきました。お金があれば(これ重要)田舎生活もいいなーなんて思ったり(笑)。


2011/09/12

ブルガリア版 Xファクター

ここブルガリアでも、公開オーディション番組のXファクターをやっています。
今週はもう最終の5人になっており、昨日はその中から一人が落選しました。全国からTEXTメッセージにて投票され、上位3人が合格。残りの2人のうちの一人は、審査員の方々が決めるというので、歌い終わった2人の女性と一緒に、どきどきしながら待っていました。一人は若く、かなりきついお化粧をした、バービー人形のような女性。さすが水着?というか、レオタードのようなもので、色っぽく踊って歌っていました(苦笑)。もう一方は、私よりも上でしょうか?恰幅のいい女性で(Aさん)、しっとりと歌い上げていました。

「歌」で選ぶなら、どう考えてもバービーちゃんよりも、Aさんのほうが上手!誰が聞いても分かるのに、審査委員の方々が選んだのは、バービーちゃん!しかもAさんが選ばれなかった理由というのは、「あなたは、うまい!上手すぎる!!このままで十分やっていけるから大丈夫。ここは若い人に譲ってあげたほうがいいと思う。」とのこと。
そんな理由・・・・。「うまい」人が選ばれるのに、「うますぎる」人が落とされたってこと?「若い人に」って、彼女が若かったら受かってたの??「このままで十分やっていける」って、どこでやっていけるの???
イギリスでは、スーザン・ボイルさんがぶっちぎりで優勝したのに・・・。
お国柄?「未来ある若者に道を譲ってあげましょう」って事でしょうか・・・・?納得できないのは私だけ?

2011/09/05

風邪の人に対する接し方

もう100%回復されたようですが、この週末、彼が体調を崩していました。旅が続いてたのでその疲れが出たのか、故郷でほっとしたのか、言葉も分からない外人さんの世話(私)で疲れたのか、ともかく熱(寝込むほどではないが)・関節が痛い・頭痛等の症状が出ていました。

こういう場合の対策は人それぞれ。自分にとっての「普通」が、万国共通だとは思ってはいませんが、私にとっての「普通」は、「よっぽどのことがない限り、水分を取って暖かくして寝る、以上」「よっぽどのことがないと、薬は飲まない」「って言うか、体からの老廃物が熱となって体外に出るのだから、たまには発熱も必要」だと思っている。
そして、親に看病してもらう立場ではなくなった今は、このような症状の人に対して、「しんどかったら自分から言うだろうし、それまでは水分だけ取ってもらって、暖かく見守る」です。ということで、とりあえず寝てもらって、私は(一人で出歩けないので)おとなしくテレビドラマの「BOSS2」を見入っていました(ブルガリアのインターネット事情はとってもいいんです!)。

で、さっきの「普通」の話。彼のご家族には、彼らの「普通」があり。歩いて3分かからないところにお住まいなのですが、5分おき、は言いすぎですが、1時間おきに、「大丈夫か?」の電話。そして、お医者様であるお父様が、直々に診察に来られ、食料&薬(4種類!)を置いていかれました。って、もちろんこれが彼のご家族の「普通」なんでしょうが・・・。私本人に対してじゃないけど、私だったら、「寝てるんだからほっといてー!(あ、言ってしまった・・・)」って思ってしまう・・・・、そんな私は冷たいのでしょうか・・・・?1話から6話までぶっ続けで「BOSS2」を見ている私は、「なんて嫁・・・」と思われてるのでしょうか?  

またまた荷物の話

しつこくも、またまた荷物の話。
メールの受信トレイの整理をしていた昨日(地道な作業;苦笑)、8月の末に使った飛行機、「ロンドンーブルガリア間」のチケット&メールがありました。もう使ったんだし必要ないだろうと、削除しようとしたのですが、その前に最終確認と、メールを開けたときに、思わず「ええー!!!」と、声に出していってしまいました。
この飛行機チケットはwizzエアーのもの。easyjetなどと同じような、座席指定なし&機内食なしのお安い飛行機で、もし預けたい荷物・スーツケースがあれば、(結構な)追加料金が取られるというもの。反対に必要最小限に、手荷物だけなら(10kgまでOK)追加料金なし、気楽にヨーロッパ旅行ができるというもの。
ただ今回は、後ほど日本移動があるので、「預ける荷物1つ」と申告して、私の大きなスーツケースの中に二人分の荷物を入れ、体重計を使って重量点検。空港でも再点検して、20kgギリギリまでがんばりました。
で、昨日。このメールの中に、「預ける荷物;32kg」と書いてあるではないですか!!!
あんなにがんばって、20kgまで落としたのに!泣きながら荷物詰めたのに!!泣く泣く置いてきた荷物も多々あったのに!!!彼に言わせると、「そんな終わったこと。。。二人とも無事、ブルガリアに到着できたんだから、いいじゃない。」と、諭されてしまいました。そんな心の広いこと、100歩譲っても思えません(きっぱり)。最後の最後で、多々ある荷物を、快く引き取っていただいたShiさんには感謝しています。ありがとうございます。それでも!!メールを見ずに削除すればよかった・・・。気付かなければよかった・・・・。

2011/09/02

荷物の行方・・・・。

スーツケースは大きいので、圧縮パックを使わなくても何でも入るのですが、問題は重量!
ロンドン出発前、「荷物もそんなにないし、大丈夫だろう」と、ギリギリまでスーツケースの前に入れるものを並べておいただけだったので、前日になって半泣きになりながら(本当に!)、体重計に乗りつつパッキングをすることになりました。ブルガリア1ヶ月滞在ということもあり、日本へのお土産はブルガリア調達で。ただ、途中の調味料や使いさし(これ関西弁?使いかけ?)の日本食なんかは持つつもりをしていたのですが、それどころでは全くなくなり、すべてお近くに住んでいるShiさんに引き取っていただきました、ありがとうございます!!。

スーツケース横の塊の食料を見ながら、半泣きで、「ブルガリアで食べようと思ってたのに、入らないー!!」というと、「無人島に行くわけじゃないのだから、向こうで買えばいいじゃない。」と、彼に言われてしまいました。確かにそうですが、「持てるのであれば(持てないけど)、わざわざ買わなくても持って行けばいいじゃない!」と、ケチ臭い主婦根性丸出しで言い返すと、「僕が日本に行くときに、ブルガリア食材を大量に持ち込んでいったら、いい気はしないでしょう?」と言われてしまいました。って、「別に気にしないけど!!」と、全く違う方向に話が流れていきながらも、スーツケースに荷物を出したらい入れたり。。。。
正直、この日の午後の記憶が今はなく、「何でこれを持ってきたんだろう?」というものや、「あれ?あれ入れたつもりだったのに、置いて着てる?」なんて事も。

泣く泣くあきらめた食料。ただ、「お茶なら飲む&軽い」ということで、お茶セットだけは持って来ました。そして、昨日!!ほうじ茶を飲もうと、ジップロックを開けると、ほうじ茶だと思ってた中身が、乾燥わかめでした!!!びっくりした、っていうか、最後の最後にShiさん家にお邪魔させていただく荷物に入れたであろう(記憶なし)、わかめ。そして、スーツケースに入れたであろう、ほうじ茶。どうも入れ違いになったようです・・・・。かなりびっくりしました。