2012/07/03

いろいろな職業

ロンドンに戻ってきて、数日。「さすがロンドン!」というお天気です。もう7月だというのに、暗いし暑くない・・・。

外を歩いていて、ちょっと気になったことがあるので、昨夜長々と主人と話をしていました。それは、「ロンドンって、ベガーさん(お乞食さん)がいらっしゃる。」ということ。
もちろん、どの国でもどこでもいらっしゃるのでしょうが、「道に座ってじーっとされている方」という意味。
ドイツ・ベルリンでは、あまり見かけませんでした。経済状況がいい・悪いは、分かりませんし、今の世の中、景気のいい人なんて少ないと思います。そういう意味ではなく、「「じっーと座られている方」がいらっしゃらなかった」という意味。

上手・下手関係なく(失礼)、道で歌を歌われてたり、手品をされていたり。
数人のグループで楽器を持って電車に飛び乗り、車内で演奏される方々(これはかなりうまかったです。楽器もチェロのような大きな楽器を持ってる方もおられ(重いのに・・・。)、本格的でした。1曲演奏して、お金をもらいに回って、バタバタと次の電車へと移動していかれました。)も見かけました。

そして、一番驚いたのが、電車の中で30代前後の男性が、英語で「私はオーストラリア人です。ビザをなくして妻と二人オーストラリアに帰れません。お金もありません。ぜひ恵んでください。お願いします。」というもの。
「いやー、あなたの英語、絶対母国語ちゃうやろ。どこの国の訛りが入っているんだろう?」と、「私に勇気があれば絶対聞くのにー。」なんて思ってしまいました(苦笑)。
というか、例え本当にオーストラリア人でも、ビザをなくしてオーストラリアに帰れなかったとしても、電車の中でお金をお願いしなくても、大使館とかどこか(どこかはよく分かりませんが)行くところがあるのでは??
そして、この方にお金を渡している方を見かけて、ますますビックリ(絶対「ウソ」って分かる演説で)。
その数日後、また電車の中で同じ人を見かけ、同じ演説を聞いてすごい偶然に、ますますますますビックリ。

ともかく、何が言いたいかと言うと、「何かをして」という感じが、いいなーと思いました。かなり勇気はいるでしょうけど。。。

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