2012/07/11

G君の恋

土曜日の夜に、彼のお友達のG君が遊びにこられました。
彼は主人がブルガリアで働いていたときの、お客さん&今はお友達。今はロンドン外・イギリス内にお住まいなので、たまに遊びにこられます。

今回は・・・、なんとも「相談したいことがある」「話したいことがある」とのこと。
主人は、なんとなく電話で話は聞いてたらしいのですが、要約すると・・・、
「いずれはブルガリアに帰って、ご両親の仕事を継ぐように言われている」
「今、いいなと思っている彼女がいて、できれば「結婚」と思っている。」
「ただ、彼女をブルガリアに連れて帰って、彼女がブルガリアで生活できるのかどうか不安」
「仕事に没頭したり、忙しかったりして、友達も誰もいない土地で一人寂しい思いをさせる、もしくは、「あなたのせいよ!」なんて喧嘩が多発する可能盛大」
「なら、今のうちに別れた方が、お互い傷が浅くていい」
というもの。

イメージです
この歳になると、なかなか人の恋愛話を聞くことも少なくなり、また、男性側からの意見を聞くのは初めてなので、とっても新鮮。なるほど、ウイリアム王子もケイトさんとの結婚を決めたときには、このような葛藤があったのでしょうか(主人には、「ぜんぜん違うから」といわれました;苦笑)。

結婚してすぐブルガリアに住んでいた私の意見も聞かれたのですが、うーん。。。正直、友達はいなかったなー、アジア人も中華レストランのシェフぐらいしかいなかったし。「住めば覚える」って思ったけど、ブルガリア語も1週間ぐらいで挫折したし。。。
ただ、差別を受けたとか、いやな思い出はない、ない。言葉もろくにわからない私に、皆様なんだかとても興味を持って、暖かく接していただきました。

どこに住んだって、自国に比べたら「不便」なことは多々あると思う。会話のネタ(笑)として、それを面白く&不満たらたらということはあっても、「私の国では・・・・」なんていちいち比べても、仕方がないと思うし、ましてや「結婚しなければよかった。」なんて思うことって・・・?

ただ、これってやっぱり性格もありますよね。
私は結婚してから初めて日本を離れたわけじゃないし、良くも悪くも、それなりに「外国」に関して夢を描きすぎてなかったし、自分でも柔軟性&適応能力があるほうだと思う。
「一人で孤独・寂しい」って思うか、「楽でいい!」って思うかは人それぞれ。それに、私が初めて海外生活をスタートした10年以上前とは違い、今はどんなに郊外であろうと田舎であろうと、インターネットさえつながっていれば怖いものなし、って思ってしまう。

「愛があれば大丈夫!!」と大声で言えないぐらい歳をとってしまっているのかもしれませんが、それでも、女性側からの意見として(私の意見として)、上記のような理由により、急に「別れてくれ」なんて言われたら、「おいおい、勝手に決めるなよ。私はどこでもやっていけますけど。」って思ってしまうはず。

そこまで、「真剣相談」モードでもなかったし、普通の会話のトーンで話は進み、私たち以外の友達にも意見を聞いてる様子。主人は、「本当に結婚したいなら、「報告」になるだろう(たとえまだ彼女に言ってなくても)。「結婚したいんだけどどう思う?」ではなく、「どうしたらいいと思う?」の質問から分かるように、人に「どうしたらいい?」なんて聞くようでは、この話はなかったことになるのでは。」といっておりますが、G君の恋、今後どうなるんでしょう。。。
主人の予想に反して、数日後に結婚報告の連絡が入ったりして。。。

1 件のコメント:

  1. ミキさん☆
    マユコです~!
    お友達、ものすごく悩まれてるのですね。。

    結局お互いにどのくらい強い思いで一緒にいたいのか。。ですものね。

    その女性の性格にもよるかもしれませんが、お友達は住んでたらできていくでしょ~。
    。。。なんて言ってる私もまだお友達全然いないけど。。ぜ~んぜん気にしたことありませんよ~笑

    今後どうなるのか私も気になってきましたヨ。。笑

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