2010/06/22

それぞれの意見

先週末、バーミンガムに住まわれている、主人のお友達のJ君が来られました。
主人とは、昔、ブルガリア時代(?)の、マッサージのお客さんで、今はバーミンガムの大学に通われています。私も今までに、何回かお会いしたことがあったのですが、今回は、仕事の面接のため、ロンドンまで来られました。何度お会いしても、「若い!」と思ってしまいます(笑)。歳は、26歳なのですが、外人さん特有の老け顔ではなく、むしろ若く見えます。というような外見も、もちろん「若い」と思ってしまう理由のひとつなのですが、それよりやっぱり話していると、、、、でしょうか。意見がとっても日本人的というか、甘いというか、イノセント、とってもいい人がにじみ出ています。
とってもいい方で、しっかり自分のやりたいこと・方向性を持ってられるので、「私達よりも将来設計をきっちり持ってられる方」といった感じです(苦笑)。
その彼と、オフィスの仕事にはまったく縁のなかった主人&私。お互い、まったく知らない職業の話に興味津々、話題もあちこち飛んで、話が途切れません。

そんな楽しい時間を過ごし、日曜に帰られてから、主人に、「ねー、J君が言ってた話しで、ちょっと気になってることがあるんだけど、どう思う?」と、聞いてみました。
それは、J君の大学のお偉い先生、理事だかなんだかされている先生が、ちょっとしたスキャンダルで、その職を失うことになってしまったらしいのです。そのときに、この先生が、「私の人生を返してくれ!」って言ったとか。そこでJ君が、
「今までコツコツ、遊ばず・寝ずに、勉強&働いて、実はやりたいことが何もできなかった。その時間を返してくれ、って言ってるんだよね。それぐらい、必死になって今まで人生を歩んでこられたんだよ。」と、遠い目をするJ君。って、そうなの?そういう意味があったの、この言葉に?私はてっきり、
「その重役という立場を利用して、好き勝手してきた、それがこんなところで職を失うことになって、あのころの楽しかった人生を返してくれー!」って言ってるのかと思った。。。。
と、彼に言ったところ、
「僕もそう思ったけど。。。おおー、みきもそういう意見を言うようになったか。ドバイにいてたころの「Noといわない典型的な日本人のみき」だったら、J君と同じ意見を持ったんじゃない?」 って言われてしまいました。
そうかしら?って、そんなに私、性格変わったかしら?言いたいこと、言うようになった?猫皮がはがれた、ってこと?

それにしても、この先生の発言。いったい何人の人が聞いて、何人の人が私・主人と同じ意見/ J君と同じ意見を持ったのかしら?気になるところだわ。

4 件のコメント:

  1. こんにちは。先日はありがとうございました。
    この意見の違い、笑えます。私も、どう考えても、みきさんと同じ意見ですけどねー。ご主人様の、「ドバイにいたころの」というのも笑えます。ドバイで鍛えられたのですね(笑)。

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  2. なるほどねえ~。色々な考え方ってあるものですね。私はみきさんに考えが近いけれど、その先生のタイプにもよると思うけれど、本当にまじめな性格でコツコツ型だったらJ君の考えも理解できる気がします。私はみきさんの意見に近いって言ったのは、今まで学校のために頑張ってやってきたのに、辞任させられるなんて、その学校に対する思いと裏腹な結果、それにたいしての人生返してくれ~かなと思いました。あとは、誰に対して言ったか?ということもありますよね・・・。学校に対して言ったとしたら、悔しかったので思わず出た一言?な~んて
    思っちゃったり・・・。

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  3. 坂本さん、こんにちは。コメントありがとうございます。人それぞれ、捕らえ方が違い、またそれが性格も出て、面白いですよね。坂本さんも海外生活長いですよね。日本を離れてると、いろんなことで精神的に強くなり、また疑り深くなるのかもしれませんね。。。私は、主人にドバイにいるときは、「誰にでもいい顔をしていたから、何に対して本気かどうか分からなかった」って言われてました。それが今は・・・、ですね(笑)。

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  4. 匿名さん、こんにちは。はじめまして、でしょうか。コメントありがとうございます。確かに・・・、匿名さんの意見が一番的を得ているような気がします。そうですね、その先生の性格を、勝手に「太いおじさんでタバコをふかしているイメージ(失礼)」にしてしまっていました。私はその先生を見たことがないので、、、いろいろ言うのはひかえた方がいいですね(苦笑)。
    良かったら、またちょくちょくコメントくださいね。

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